みなさんこんにちは、ぜぇれさんです。
本日は前回記事にしました『「集合篇」デザイナーじゃなくてもデザインできる、デザインの基本4原則!これさえやればきれいなデザイン作れます。』の続きとなる、
「整列篇」をお届けしようと思います。
集合と整列の二つを抑えるだけでも、簡単な書式の資料などは見違えるほど良くなります、
ぜひ最後までお付き合いください。
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基本原則2「整列」
前回の「集合篇」では同じ属性の情報をまとめることで、視覚的に情報を把握しやすくすることをお伝えしたと思います。
今回はその集合にたいして「整列」という規則・ルールを適用することで、
見た目のデザインをランクアップさせてしまいましょう!
強力なラインを意識する
整列とは見えないラインを意識することです。
見えないラインってなんだよー!もー!
という方のために駄目な例を参考に説明してゆきます。
今回も名刺を題材に見てゆきます。
上記画像に入れている「上下左右中央真横」の6本のピンク色のラインがわかりますか
名刺という枠にあらかじめ神様が用意してくれている強力なラインがコレです。
ですがこの名刺に記載されている情報は、この強力なラインを意識しているでしょうか?
駄目な点を挙げてみましょう。
追加した赤線で見て取れるように、それぞれの位置取り・マージン・パディングがバラバラで全く規則性がありません。
(もちろん見本のため極端にバラバラにはしていますが
これでは折角強力なラインを用意してくれていた神様に怒られてしまうわけです。
神様だけじゃなく上司やクライアントにも怒られます。。
では、ここに「整列」を適用してみましょう。
「整列」を適用する
まずは神様が用意してくれた最も手軽な整列「中央ぞろえ」
最も手軽、かつ強力なラインを意識したデザインになりますが、
少し退屈なデザインですね。
ですがこの中央ぞろえも活躍する場所があります。
多くは格式の高い場所・高級な場所で用いられていますね!
明朝体・セリフフォントと合わせるとより効果的でしょう。
(結婚式の料理メニューなどがよい例です
つぎは自らラインを用意して、そのルールを適用するパターンです。
天・地・左から共通のパディングを設け、そのラインを意識した形で「整列」を行いました。
そこに存在しなかったラインが見えてきたんではないでしょうか?
もちろん前回お話した「集合」も同時に適用しています。
(名前と会社をそれぞれ集合させていますね。
このように「整列」を用いることで、デザインに「規則」が生まれ、「規則」を作るデザイナーには「意図」が出来上がります。
デザイナーは意図に即した整列を行っていくわけですね。
前回は「集合」今回は「整列」についてお話させていただきました。
次回はデザインをさらに最強にブラッシュアップしてくれる「対比」についてお伝えしようと思います。
いかがでしたか?今回以下のような内容でお話させていただきました。
「集合」と「整列」の二つを合わせることで、デザインの品質はギュンッ!!と高まります!
みなさんもデザインだけではなく、資料などの提出物でもぜひ意識してみるといいと思います。
ぜぇれさんでした。
“「整列篇」デザイナーじゃなくてもデザインできる、デザインの基本4原則!これさえやればきれいなデザイン作れます。” への1件の返信